P-FETキットの作り方
キットの完成例は写真のようになります。大きさはタバコのパッケージより少し大きいぐらいです。

写真は試作のため、LEDの位置や部品の配置が少し違います。
C4コンデンサーを写真の黒から茶の高性能なものに変更したため、サイズが大きくなっています。横に寝かせてつけないと蓋がぎりぎりです。
コイルが大きいのでL1を基板上に組むとケース蓋がピッタリしまらなくなります。そのため基板の端をカットして基板の外にコイルを配置します。カットは定規とカッターで何度かスジを入れ深くなったらペンチなどで挟んで折れば簡単に切れます。
D1が基板穴より太いので基板の穴を広げるか、あるいは別にU字の電線を作り、基板に止める必要があります。バッテリーへの電線はD1リードに直接ハンダ付けしたほうがいいそうです。写真ではFETのDを上に曲げ、そこにD1をハンダつけしてあります。D1の反対側はU字にした屑線で基板にとめ、端は切らずに曲げて、バッテリーへの電線と接続してあります。FETはまっすぐ立てると蓋につかえるので後ろに倒しておきます。
部品の配置ですが、図のようにしてみました。
初心者の方も作りやすいようにキットでは基板の部品が入る穴に薄く黒でマーキングしてあります。
基板実装面を、上から見たところ(銅箔のランドのないほう)

裏から(銅箔のランドの見える配線側)

555の4−8は基板の表から抵抗リードの切れ端をいれソケットをかぶせるとジャンパー不要で簡単ですし、2−6との干渉がないです。緑配線は基板裏、黄色は基板表側になります。
コンデンサーの増量やタイマー時定数の交換なども考えた配置ですが単にひとつの例です。自由に作れるのがキットですし、単純な回路に余裕のある基板なのでご都合のよい配置でどうぞ。
電子部品のお約束
MOSFETは静電気よけにアルミホイルで足を包んでありますが、取りつけるまでホイルを剥がさないほうがいいでしょう。足の配置は図のようになります。取りつける前に手を壁などにふれて静電気を逃がしてから、足を曲げるようにしましょう。MOSは壊れる時は簡単に壊れます。

ICは上からみて小さな●しるしが1番ピンです。抵抗値は図のようになっています。
電解コンデンサーC1C4は極性があり、ケースに白い帯が入っている側、足リードの短いほうがマイナスです。
基板をカッターで切ったら部品を配置してはんだ付していきます。
最初は555の4−8の接続を抵抗のリードを17mmほどに切ってコの字に曲げ部品が乗る表側から配線しておきます。次にその上に ICソケットをかぶせて足を外に曲げておきます。

後は小物部品から順番に部品をさしリードで部品同士を繋げてハンダ付すればOKです。解りやすいように部品の入る穴にマーキングしてあります。基板はPN共通ですので、使わない穴もあります。

写真は試作のため、若干配置が違います。
小物部品の配線が終わったら、FETをとりつけます。MOSFETは静電気に弱いので、作業前に壁や蛇口に触るなどして静電気を逃がしてから足のフォーミングをします。真中の足Dを写真のように曲げます。

D1は太いので最後に空中配線として、FETのDやコイルと接続してあります。基板とはL2との接続点でU字に曲げた太目のリード屑(C4かLEDのもの)で固定します。FETは後ろに倒しておかないと蓋につかえます。

P-FETですのでD1はこの向きです
余ったD1のリードはL2側に曲げて、L2、バッテリー線、と接続します。
最後に配線チェックしましょう。忘れた配線はないか? 555廻りの隣り合ったピンがハンダでショートしていないか? 電解コンの極性、ダイオードの向きは大丈夫?

あとは555を刺し込んでできあがり、○が1番のマークです。方向を間違えないこと。のんびりテレビ見ながら作っても1時間もあればできると思います。
バッテリーへの電線をケースに通す穴は、ドリルであけるか、半田こて先をアルミホイルで包んで熱であけると簡単です。
電線のバッテリー端は二股にしてひねり、U字端子型にしてハンダを被せておくと、特に端子をつけなくてもそのまま使えます。
オプション部品


解りづらい図になって申しわけない。
狭いのでLEDの位置を移動して、部品3点つけます。ツェナーの向きを間違えないでください。基板にはオプションの部品位置マークはありません。